登記をしていますか
空き家の管理や利活用をするにあたり重要となるのは、登記によって空き家の所有者を確認できるかどうかです。
不動産登記は、不動産の現況と権利関係を記録して公示する制度ですが、相続や譲渡によって所有者が変わったにもかかわらず登記手続をせずに長期間放置していると、いざ空き家を利活用や処分しようとするときに、相続人調査だけで手間と費用がかかったり、当事者と連絡がとれない、あるいは協力が得られないなどにより、現在の所有者へ登記名義を変えるのに困難を伴うことがあります。
また、登記をしてないと所有者であることの意識が薄れ、管理が不十分になり、空き家問題に発展することもあります。不動産登記は速やかに行うことが肝要です。
空き家管理度チェック(登記)
あなたの空き家が当てはまるかどうかチェックをしてみましょう
- 建物及び土地の現況の登記をしていますか。
建物を新築した時、附属建物を新築した時などは表示の登記手続を行いましょう - 権利の登記をしていますか。
相続したとき、遺贈を受けたとき、贈与を受けたとき、売買をしたときなどは権利の登記手続を行いましょう。
管理をしていますか
人が住んでいない建物は劣化が早く進みます。財産である建物をこれからも利用したり、他人に譲渡したりすることができるように、定期的に空き家の状況を点検し、補修や清掃を行いましょう。
管理が不十分であると、建物内部や敷地内のゴミの放置、建物の腐朽·砂損の進行や樹木·雑草の繁茂などの空き家問題に発展することもあります。
また、老朽化した建物をそのままにしておくと、建物の倒壊や屋根の崩落などによって他人にけがを負わせたりする可能性があり、所有者が損害賠償責任を負うなどのリスクが生じます。
空き家管理度チェック (管理)
あなたの空き家が当てはまるかどうかチェックをしてみましょう
- 施錠確認
- 郵便物の確認
- メーター確認
- 草取り
- 清掃
- 換気
- 破損状況の確認
- 固定資産税の納付
※管理の時間がない方や遠方に空き家を所有している方は管理を業者に委託することも検討されてはいかがでしょうか。
放っておけない空き家の話 日本司法書士会連合会より
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